コーヒーゼリーの森

ゆとり系男がゆるーく生きていく日々を書きます。

読書感想「年収90万円で東京ハッピーライフ」 大原扁理

 

年収90万円で東京ハッピーライフ 大原扁理

 

FIRE本や投資関連の本を読む中で、何のためにお金を増やしたいのだろう?

と疑問を思い、その答えを一応「老後のために〜」や、「欲しいものが出来た時のために〜」と一応用意したのだけれど、実感として湧かない。

色々と、ただ面白いからやっているのだけれど、これでいいのか?と疑問は解消されませんでした。

 

 

そんなとき、中田敦彦YouTube大学にてこの本の紹介を聞き、興味を持ちました。

 

「好きなことで生きていく」の反対、「嫌いなことで死なない」というパワーワード

 

これができれば自分の価値観が壊れそうと思い、ずっと心にひっかかっていました。

 

 

 

著者の生活は至ってシンプル。

自分の実感に忠実に生きていたら、週2勤務、月収7万円、それでハッピーに暮らせているというもの。

重要なのは、自分に実感にあった生き方を選ぶこと。

著者は仕事人間の時があり、心をすり減らしながら働いていた時期がありました。

その時期は幸せを感じなかったと言います。

 

 

その経験を踏まえて、「出来ないことや嫌いなことをしない」くらいで自分にオッケーを出す、という感じにしたら楽になったと言います。

 

世間の意見や他人の目を気にして生きるよりも、『自分の実感を基準にした方が、後々変わってしまったとして人のせいにしなくてすむし、長い目で見ればずいぶん楽に生きられる。』

 

 

 

少し無理をした生活をしている人にとっては、自分の生活概念を壊しに来るような、少し怖い感覚を覚える本かもしれません。

でもその概念は壊れる程度の基盤の弱い他人の価値観だから、そんなものは壊れても良いよねと思えます。

 

 

『将来のことを本気で考えていると、今この瞬間を大切に生きることにどうしても戻ってきちゃう』

 

 

 

 

まさに、今の一瞬を大切に生きることが将来につながる唯一の行動。

できることをやりましょう。